2009/09/11

2009.9.10 -203 「8年経ちました ~ 時は流れ、私も流されました ~」
 世間では、“September eleven" が歴史的記念日ですが、私にとっては平成13年(2001年)9月10日が人生の節目(ターニングポイント)。あれから、8年経ちました。翌日に大事件が起こったことで、今の私があるかもしれないと思うと、少々複雑な思いですが...
 というのも、9月11日の朝刊一面トップを飾ったニュースは、夕刊からは“September eleven" にその座を奪われ...その後に起こったことを考えると、幸運としか言いようがありません。

 なぜ8年にこだわるのかと言えば、「発症までに5~8年」つまり平成13年生まれの個体が8年間発症しなければ、今後発症するリスクはかなり小さいと考えられるからです。当時、「8年は長い!」と思いましたが、過ぎてしまえばあっという間。「なぜ私が責任を感じる必要があるのか?(当時、責任者であったが、当事者ではない)」との思いが心に引っかかったまま今日に至ったはずなのに、気がついてみれば「よく覚えていない!」。
 ただ、当時、大学生(2人)と中学生(1人)の子供がいたから、なんとか投げ出さずに今まで来られた。まさに“子は鎹(かすがい)”です。その子供たちも元気に巣立ち、残った末娘も来春は社会人になります。

 カウントダウンも 200 に近づき、ゴールが見えるところまで来ました。家族全員が、再スタートを切るための“カウントダウン”としては、本当に良いタイミングでカウントダウンが進んでいると思います。

 「今はもう、何も...」昔の思い出より、これからのことで頭がいっぱいです。時の流れとともに、私の記憶も過去もきれいに流されていきました。これからは、無理に思い出そうとしないで、忘れることを楽しみにしたいと思っています。