ハンナは,いつも私をベランダから見守っていました。今でも,ガラス越しに部屋を覗いているハンナが,そこにいるような気がします。
“ペットロス”という言葉を耳にしたことがありますが,私の心境はそれとは全く違います。むしろ,ハンナはペットではありません。失った悲しみがないと言えば嘘になりますが,むしろ生前より以上に“いつでもそばにいるハンナ”を感じて,心が休まります。
「そうだ!ハンナは天に召されて,“私の守護天使”になってくれたんだ!」と,今朝閃きました。でも,本当は,生まれた時から“私の守護天使”だったんです。
「ハンちゃん,今まで気がつかなくて,本当にごめんなさい。」
「そうだ!私も守護天使になろう!」今度は,私が牛たちの守護天使になる番です。
これで,「清々しく明らめる」ことができました。