2006/06/25

2006.6.25 -1375 「不動産取得税の話 ~税務署はやさしい?~」
 12月に風流家を手に入れてから、6ヶ月以上経ちました。移転登記をお願いした司法書士のセンセイは「3~4ヶ月すると県から税金の通知が来ます。それまでは、何もしなくていいです。」と言っていました。税率は3%なので、評価額が売価格の半分程度とすれば、「10万円くらいかな?」と思っていました。
 ところが、半年経っても県からは何も連絡がありません。税金を払いたいと言うわけではありませんが、通知を出しているのに届いていないのなら大変だと、だんだん心配になってきました。そこで、館山県税事務所に電話したら、「早くて半年、9ヶ月くらいしてから通知される人も多い。」とのこと。で、先週東京に戻ったら、県税事務所から通知がきていました。1ヵ月後に課税される額が示されていました。納付期限は7月31日。金額は8万円台でした。
 「思ったより安かったな。」と思いましたが(評価額が土地・建物ともに180万円台でしたが、土地は税額が半分減額されていました!)、同封されていた案内を見ると、中古物件でも築25年以内なら100万円まで控除されるとのこと。180万円なら、180-1000=-820となり、戻ってくる!なんてことはないが、建物の税金はゼロかな?
 ということで、さっそく館山県税事務所に再び問い合わせの電話をして見ると「条件は合っているので、必要な書類が揃えば軽減申請ができる」とのこと。電話に出てくれた安田さんは、とても親切で丁寧な説明をしてくれたので、翌日、安田さんを訪ねて館山県税事務所に言ってきました。
 書類は、ローンを組むときにそろえた書類が使えたので、問題ありませんでした。安田さんが対応してくれたので、再度事情を説明する必要もなく、スムーズに手続きが終わり、計算してくれた結果、“税額ゼロ”とのこと。土地の取得税もタダになりました!
 県職員の方とは、日ごろお付き合いがあるので、それほど緊張しなかったのですが、「国の役人である税務署はともかく、県税事務所のスタッフはやさしい!相談してみるものだ。」というのが教訓となりました。

2006/06/22

2006.6.22 -1378 「客砂の正体は?~海の家の土台でした~」
 何で砂を?...と思っていたら、いろいろな資材が運び込まれてきて...丸太が掘建てられて、海の家の骨組みが出来てきました。
 わざわざ砂の土台を作ったのは、海の家の下を平らにするためだったんですね。どうも駐車場の下は、ずらりと海の家が並びそうです。いまどき海の家がまだ建つとは、想像もしていませんでした。ということは、海水浴シーズンは混雑するんでしょうね。
 幸い、我がプライベートビーチの方には、海の家は建たないようなのでほっとしています。

2006/06/15

2006.6.15 -1385 「客砂!?なんでそんなことするのかなぁ~」
 昨日の朝、海岸の遠くの方に重機が置いてありました。「ゴミを埋めるために穴でも掘っているのかなぁ。」くらいに思っていたら、今朝駐車場の下にホイールローダとユンボがあり、砂が山になっていました。穴はありません。ということは、砂をどこからか持ってきたのだと思います。
 浜掃除をしてきれいになったのに、わざわざ別のところから砂を持ってきて、砂浜を新しい砂でカバーするなんて!もったいない話です。海水浴シーズンを前に町の予算でやっていることだと思います。
 私のプライベートビーチ(?勝手にそう思っている場所)は、そんなことをしなくても十分にきれいです。砂浜に続く植物群落の中に、道行く人?が捨てたゴミが散らかっているくらいです。
 ゴミを拾い始めた頃は、ジャン・ジオノの「木を植えた人」のように、木は植えれば森になるけれど、ゴミは拾っても拾ってもなくならないので、こんなことやっても無駄では?と思ったときもありました。でも、2ヶ月続けてみたら確実にゴミは減りました。
 客砂(客土と言う言葉があるので)してゴミを隠すより、ゴミは拾ったほうが本質的にきれいになるような気がしますが。金に物言わせる町のやり方は、千葉県一金のない自治体らしからぬものでしょう。金がないなら頭を使うか体を使うのが良いと思いますが...なんでそんなことするのかなぁ。

2006/06/13

2006.6.12 -1388 「アンモナイト ~何もない?~」
 先週のハイキングについて書かなかったので、遅ればせながら一言。
 梅雨入り前に鋸山に行っておこうと思っていたのですが、6月3日(土)は朝から良く晴れたので、7時半に出発しました。
 保田駅から鋸山登山口(林道口)まで4.6km。林道元名金谷線を進みます。途中までは舗装道路ですが、採石場跡から先は雨の日は道が川になるような砂利道になります。
 人通り(人気?)の全くない道ですが、初めて出会った(採石場跡で工事をしていた)人から「アンモナイトでも堀りに来たんか?」と聞かれ「違います、鋸山に行くんです。」と言ったら変な顔をしていました。どうやら、このルートで鋸山に行く人はほとんどいないようです。
 アンモナイト?そういえば、小学生の時、臨海学校で富浦に来たら、おみあげに貝か何かの化石を売っていたような記憶が蘇ってきました。周りを見れば砂岩が風化してゴロゴロ落ちています。もしかしたら、化石があるかも?と、2・3個石を転がしてみましたが、何も出てきません。
 アンモナイト?アーンモナイ...「あーんもない」は、房州弁で「何にもない」こと。
 鋸山登山については、もう一度登った時に報告しますが、みんなが知っている鋸山(ロープウェイ山頂)は、鋸山山頂とは全く別な場所だということを初めて知りました。山頂~見晴台を過ぎてから、道に迷って肝腎の石切り場を見ずに浜金谷へ下りてしまったので、もう一度引き返すことになってしまいました。結局、20km以上歩いたと思います。
 石切り場の手前(少し山手)で、ハンマーを持っている若者がいました。バイクで上ってきたようです。おそらく、この人こそアンモナイトを探しに来たのでしょう。
 そこで一言。「あーんもない...よ!」

2006/06/12

2006.6.11 -1389 「全山カニの巣!?~大黒山はすばらしい!~」
 先週の鋸山(縦走?)に続いて、土曜日に水仙ロードから勝山に下りました。水仙ロードは、何と言うことのない舗装道路で、水仙の時期以外はハイキングには適していません。それでも、江月という集落が終わり、佐久間方面へ下る道は多少山の中を歩く雰囲気があります。しかし、その山道も佐久間のかなり山に寄ったところに出るので、そこから勝山港までの道のりの遠いこと。広いバイパス道路を歩くのは、なんとも興醒めでした。
 それでも、港に出てからの海の風景は、まさに絶景。そして港から見上げると、山の上に何やらお城のような建物がありました。少し歩くと“大黒山展望台入口”の道標を見つけました。急な階段を登っていくと、ガサガサという音が絶えず聞こえてきます。「蛇にしては、少し硬い音だなぁ。」と思いながら、これだけ多くの蛇がいるというのも変だと、音源を探ってみると...大きな弁慶ガニが木の葉の間を巣穴の方へ逃げていくところでした。よく見ると土にはボコボコに穴が開いています。これ全部カニの巣?大黒山そのものが巨大なカニの巣なんですね。
 5分ほどで、頂上へ。お城のような建物は展望台でした。平成3年に勝山城を模して建てたそうです。上から見下ろす勝山~大六~保田は最高でした。これで晴れていたら、伊豆大島から横浜(は、ちょっとオーバー?観音崎くらい)まで丸見えです。本当に水平線が丸く見え、180度は海が広がっています。
 シーサイドビューは、鋸山より大黒山がおすすめです。安房勝山駅から港へ出て、そこから10分で着く大黒山からを大六海岸を経由して保田に至る道は、散歩コースとして絶対のお勧めです。(途中に菱川師宣記念館や漁協直営の食堂“ばんや”があります。)
 しかし、赤いハサミの弁慶ガニが苦手な人は、ガサゴソしている方を見ないことが条件ですよ。

2006/06/09

2006.6.8 -1392 「どぶ板が...」
 仕事から帰ったら、風流家に接している町道側のどぶ板が新品に変わっていました。そういえば、数日前から、どぶ板が壊れて穴が開いている所に赤いコーンが2本立っていました。「危険箇所」ということで、町が設置したんだなと思っていました。
 でも、こんなに早く直してくれるとは思ってもいませんでした。
 実は、4月6日に転入届を出したついでに、町の土木課に寄って「どぶ板が壊れていて危険だから直してほしい。」と要望したときのこと。「そういう要望は何百とあるので、すぐにどうこうしろと言っても無理。早く何とかしたいのなら、自分で直して町に寄付しろ。だいたいこういうことは、(本郷浜)区長を通じて言うものだ。」と言われビックリしました。そのことは、ブログに書きました。「嫌な町に来てしまったなぁ。」という感想を持ったことも確かです。
 ところが、5月末に鋸南町の産業振興課長さんと、ある会合でお会いして名刺を交換しました。「いっそのこと、その課長さんにお願いして、むき出しになった側溝を塞いでもらおうかな?」と考えていた矢先の出来事だったので、赤いコーンが立った時に「もしかしたら...」と思いましたが、すぐに直してくれたところを見ると、その課長さんが私の家を見に来たのかも?
 そんな想像もしてしまうような、思いがけない結果でした。でも、危険極まりない状況がとりあえず改善したので、結果オーライと言うことにしましょう。それとも、課長さんにお礼の手紙でも書きましょうか?