2006/03/14

2006.3.13 -1479 「カブ・マルタンの海に入る ル・コルビュジェ」
 海に入るル・コルビュジェの写真を見たのは、「ル・コルビュジエの勇気ある住宅 」 安藤 忠雄 (著)トンボの本(新潮社)という本です。
 それまでの私は、海があまり好きではありませんでした。磯の臭いというか、魚の生臭いにおいが嫌いなので、遊びに行くことはあっても、海のそばに長く住みたいとは思いませんでした。しかし、老人となったル・コルビュジェが一人海に入る写真は、私の未来の姿と重なって見えました。
 写真を撮ったその14年後、ル・コルビュジェは、このカブ・マルタンの海で帰らぬ人となったそうです。(入滅!)
 「海も悪くない。」そして、「海もいいかもしれない。」から、「海がいい。」に変わっていく心の過程で、保田の物件に出会いました。「ここが、仕事のある間も、仕事を辞めた後も、私の居場所かもしれない。」と思いました。

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