2006/03/26

2006.3.26 -1466 「この道は?~いつかきた道~」
 午前4時15分起床。4時30分出発。青梅街道を新宿方面へ。歌舞伎町前の横断歩道には、始発電車に乗るために駅へ向かう人で、黒山の人だかり。靖国通りでは、桜が3分咲き。そのうち小雨が降ってきました。
 午前6時頃、千葉を通過。市原に入ると、工場の白煙が目に付きます。思わず、車内の換気を外気導入から、室内循環に変えました。
 今から、28年前の春、君津市にある研修所に行くときも同じ道を通りました。千葉から先はものすごい渋滞で、工場からは異臭が漂い、「なんで、こんなところにきたんだろう?」と思いました。
 「絶対に千葉県人にはならない。ここは、私の住むところではない。」と心に決めました。
 あれから、30年近く経ちました。結局、ずっと千葉で働いてきましたが、最初の10年間は千葉の住民でしたが、本籍は東京。その後の18年を通じて、心は東京人でした。
 そして、同じ道を、一人、千葉(保田)を終の棲家と心に決めて、車を進めました。
 上総湊を過ぎると、懐かしい風景。鴨川に住んでいた時、よく遊びにきた所です。
 午前7時過ぎに保田に到着。しばらく海岸の駐車場に車を停めて、海を見ていました。雨はやみ、雲の間から朝日が射していました。
 いつかきた道(実はよく通った道)ですが、今日は違いました。もちろん、満載した荷物を降ろした後は、東京に戻りましたが、心は居南無 風流家に残してきました。

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